誓子句集「妻」

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先生[註・山口誓子]が句集「妻」を下さる。これは五百部限定版で、先生のところにも少ししかなく、女の方だけにあげられるので三鬼さん[註・西東三鬼]にもあげてないよし。多佳子様[註・橋本多佳子]曰く「小花さん[註・堀内薫]は愛妻家だから特に下されるのです」と。(堀内薫の日記・昭和24年3月20日)

 

俳誌「ぽち袋」に掲載された一部だが、この誓子の「妻」を最近入手する。早速読もうとすると写真のように全ての頁の上部は紙が切られていないのだ。昭和24年発行の物資の欠乏した頃の本にはこのようなものもあったのかと改めて感心する。趣味で古い本を入手するだけだったら珍しいものとして、このままにしておくのだが、私は読むために入手した。家人に言わせたら「覗いて読んだら」とのことだが、読みにくいことこの上なし。珍品としてそのままにしておくべきか、誓子俳句に真向かうために切るべきかで悩んでいるところなのである。

 

ただ、誓子は妻を読むことに照れがあり、敢えて出版社にペーパーナイフを使うような装丁を求めたのでは、という疑いも捨てきれずにはいる。

酷暑の美人画展

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写真は泉屋博古館という博物館。京都の鹿が谷にある。住友の何代目かが蒐集した青銅器は見事だ。私は青銅器には関心は薄いが、同時に見られる企画展のチケットが入手出来たとき訪れる。数日前の酷暑の時は「上島鳳山と近代大阪の画家たち」と言うタイトルで美人画展だった。絵としては古いのかも知れないが、酷暑の中の観賞としては充分満足する。観賞者も数人。クーラーの効いた館内より緑の中庭を眺め続けているだけでも時間を忘れるものがあった。

ミニ路線バスの旅

月に1度の会議が自宅から車で10数分のところで開かれる。会議の後に乾杯があることもあり、いつもは電車・地下鉄を乗り継いで3、40分かけていた。と最寄りの駅から隣町まで走るバスが目的地の近くに停留所があることを知り、どんなものか乗車する。この路線は1時間に1本しか走っていない。バスに乗るのは久しく無く、更にこの路線に乗ったことは1度も無く、好奇心とちょっぴり不安感(^^)

 

するとバスは停留所では無いところに止まる。まもなく運転手さんのマイクの声「道を間違えいました。戻ります」「はは~ん、高架を上らねばならぬ所を下の道を行ってしまったんだな」と推測するも、Uターンはしない。「申し訳ありません。始発の停留所までもどります」とのアナウンスで、駅まで戻り、それから本来停まるはずの停留所に着いたのだった。何故そうしたかは不明だが、その間10数分のロス。結局会議には間に合わず遅刻を余儀なくさせられたのある。もうあのバスには二度と乗らん!(写真は降車したバスと停留所。バス待ちの長い列に驚く)IMG_2143

耐震補強

久しぶりに市役所に行く。すると写真の如くの耐震補強がなされていた。その威圧感は市民の地震対策への啓蒙にもなるように思える。こちらに来た用事はマイナンバーカードの取得の爲。説明してくれたお嬢さんはすらりと背の高い美人、野暮ったい事務服は着ておらずファッション性の高い衣服を纏って、やさしく丁寧にてきぱきと話しをしてくれる。当方、お嬢さんの顔ばかり見ていて、話の中身はとんと覚えておらず(>_<)市の職員も変わったな〜と感心はしたものの、もしかしたら派遣の人かなとも推測するが定かならず。

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阿球・吽球

只今(イヤ昔からかな?)ゴルフのパットに深刻な悩みを持っている私。何気なく立ち寄ったゴルフショップに写真のようなボールを見付ける。「お客さん、これを使ったらパッティングが20%向上するとメーカーが言ってましたよ」と店長とおぼしき人。「ホンマ!」と購入したが、まだ未使用で20%向上かはわからぬままである。

 

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高所恐怖症

御在所岳のロープウェイに乗る。高さか長さか知らぬが日本一と言われているロープウェイ。昔にも乗った事があるので高所恐怖症にも堪えられると思ったが、案に相違して足が竦む。俳句の仲間ばかりだったが、女性おひとりが私よりも高所恐怖症で隣の方の腕を握って放さず、外は一切見ないという姿を見て、この方よりも私の方が恐怖症は軽微だ、と無理矢理自分を慰め、奮い立たせて何とかたどり着いたのだった。帰路は親しい女性俳人に横に座って貰い、会話を交わすことで恐怖心を紛らわす。会話が途絶えると「おい!何か話しかけてくれ」と懇願しながらやっと戻ることが出来た。

 

どうも高所恐怖症は歳を経ると強くなるのかも、或いは生への執着心が人一倍強いことでこんな事に相成るのかと反省しているところなのだ。明鏡止水の境地にはほど遠い私(^^)(写真はさる旅行社のサイトから見付けてきたもの。無断使用をお詫びします)

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サミットの成功を祈る

もうかなり昔の話しだが、伊勢志摩のホテルに泊まったことがあった。たまたま俳句結社の全国大会がその近くのホテルで開催されるので、老舗として名高いそのホテルに前泊したのである。そこのレストランは鮑のステーキが有名だった。夕食に戴く。通常、「美味い」「まず、まず」辺りがホテルの食事の感想となるが、食べた鮑のステーキはハッキリ言って不味かった。まるで味の無いガムを噛んでいるようなのである。その感触は同伴した家人も同じ感想だった。今の私だったら料理関係者を呼んで、穏やかにクレームをつけるところだが、当時の私は何しろ鮑のステーキなど食べたこと無く、比較の仕様が無かったこともあって、「こんなものなんか」と思って食べていたのである。そしてホテルの支払いはクレジットカードだったが、後に届いた明細書には支払が二度に渡った事になっていて、当然倍の金額だった。これには抗議の電話を入れて訂正して貰ったが、そんな次第でこのホテルの印象は今に至るも極めて悪い。

このホテルで今月末かにサミットが開催される。各国首脳にはあの不味い鮑ステーキを食わせるのだろうか。もし私が食べたのと今も同じ味だったら、翌日の会議は、財政出動無し、北朝鮮は安倍お前が勝手にやれ、と卓袱台返しとなり、オバマは広島をキャンセルするかも知れない。食い物の恨みは怖いことを安倍晋三は身にしみて知ることになるのである(^^)summit_pos

41番ロッカー

半年ぶりに眼科へ。白内障の手術を言われるかなと思いつつ、各種検査と診察。院長「これだったら、貴方が生活に不便、不自由を感じない限りは手術の必要はありません」。ひと安心をしたのだが、それまで長年通っていた眼科は、診察の度に「そろそろだな」と言われ続けて来たのだった。今の医院は当初セカンドオピニオンのつもりで受診したのだが、明確に「今は手術の必要なし」と診断してくれたのに加え、眼科医としてかなり高名、優秀な人でもあったらのでこちらで診て貰うことに。ただ医者によってこれだけ診たてが違うものかと、驚くと共に怖さを改めて感じている次第なのである。

 

写真はある施設のロッカー。41番を使用したが、ふっと気付くと42番が見当たらない。上記の件と結びつけるのはおかしいものの、瀬戸際で手術をまぬがれたのも事実だったのである。IMG_2085

アナログ派

近鉄日本橋駅の窓口、閉まっているので窓硝子を叩いて中を呼ぶも出て来ず。自動改札の端に駅員さんがいたので、問い掛ける。
「X日、XX駅の特急の予約をしたいのですが、窓口が開いていません。」
「購入者が少ない時間帯なので窓口は閉鎖しているのです。あちらに自動販売機がありますが」
と私の面体、服装を観察している風、こいつには自動販売機の操作は無理と判断したのか、
「いいです、私がやりましょう」と自動販売機に行ってくれた。
そこではどうしても希望の特急が出て来ず、私は頼りない奴と顔をしかめながら声もキツくなる。しかし原因は私が発車時間を間違えてメモしていたようで、ご面倒をかけたことに恐縮。
「座席は普通シートとデラックスシートとありますがどうします」
「はい、ご迷惑をお掛けしたのでデラックスシートで近鉄さんに少しでも貢献します」と言うことで落着したのであった。

kt23000aデラックスシートは意外とお安く500円未満、プチ贅沢での電車旅行となる。新幹線なども自動販売機の方が早いのだが、私はあくまで窓口派。インターネットでの購入も可能と教えられるも、その戸口までは行けるが、いざ購入となると躊躇するものあり。パソコンが一応は使えるものの基本は間違いなくアナログ派なのである。